作った料理を食卓に出すとき、盛り付けに少し気を配るだけで、ぐっとおいしそうに見えます。特別な技術は必要ありません。お皿の選び方と、並べるときの考え方を知っておくと、毎日の洋食が華やかになります。
盛り付けは、味そのものを変えるわけではありませんが、食べる人の期待を高めてくれます。家族だけの食卓でも、お気に入りのお皿を一枚使うだけで、食事の時間が少し丁寧になります。凝った飾りつけは不要で、整えるという気持ちが大切です。見た目に気を配る習慣は、料理を楽しむ余裕にもつながります。
お皿は料理の色を引き立てるものを
白いお皿は、どんな料理にも合い、デミグラスソースの茶色やトマトの赤をきれいに見せてくれます。濃い色のお皿は、料理の色が映えて、引き締まった印象になります。柄のあるお皿は、シンプルな料理に合わせると華やかさが出ます。
大きさは、料理に対して少し余白ができる程度を選びます。お皿いっぱいに盛ると窮屈に見え、大きすぎると寂しい印象になります。
盛り付けの前に、ソースやつけ合わせの温かさも確認しておきましょう。冷めてしまった付け合わせを後から足すと、全体の印象がぼやけます。出来たての料理を美しく見せるためには、皿と食材の準備を先に整えておくことが助けになります。
盛り付けの基本の考え方
- 主役の料理を、お皿の手前から中央に置きます。
- 付け合わせは、主役の奥か横に置き、高さを少しつけると立体感が出ます。
- ソースは、料理の下に敷くか、横にたらして、お皿の余白を生かします。
- 最後にパセリなどの緑を、少量添えて色を整えます。
洋食らしい雰囲気を出したいときは、ソースの流し方も印象を左右します。スプーンの背を使って線を引くようにたらすと、お店のような仕上がりになります。反対に、たっぷりかけたいときは、お皿ではなく別の容器に入れて添えると、衣やごはんがべちゃつきません。
ちょっとした工夫で見栄えがアップ
彩りは、赤、緑、黄の3色を意識すると、バランスがよくなります。ハンバーグなら、人参のグラッセ、ブロッコリー、コーンなどを添えると、自然に色がそろいます。お皿の縁についたソースは、ふきんやキッチンペーパーで軽くふき取るだけで、仕上がりが清潔に見えます。熱い料理は、お皿を温めておくと、食卓に出すまで冷めにくくなります。