オニオングラタンスープは、玉ねぎの甘みを引き出すことが一番の仕事です。炒める時間は長めですが、手間はあまりかかりません。耐熱の器があれば、家庭のオーブンやトースターで仕上げられます。
この料理で大切なのは、玉ねぎを炒める時間です。見た目は地味ですが、水分が飛んで甘みが出てくるまでじっくり待つことで、コンソメだけでも奥行きのある味になります。電子レンジで玉ねぎを先に5分ほど加熱しておくと、炒める時間を短くすることもできます。
材料(2人分)
- 玉ねぎ 2個(約400g)
- バター 20g、サラダ油 小さじ1
- 水 400ml、固形コンソメ 1個、白ワイン 大さじ2
- 塩 小さじ1/4、こしょう 少々
- バゲット(1cm厚) 2〜4枚
- ピザ用チーズ 60g
作り方
- 玉ねぎは繊維を断つように、薄切りにする。
- 鍋にバターと油を入れて中火にかけ、玉ねぎを加えて炒める。しんなりしたら、弱めの中火にして20〜25分、飴色になるまで炒める。焦げそうなら少量の水を足す。
- 白ワインを加えて1分煮立て、水とコンソメを入れる。
- 弱火にして10分ほど煮て、塩・こしょうで味を整える。
- 耐熱の器にスープを注ぎ、バゲットをのせて、チーズを散らす。
- 230℃に予熱したオーブンで8〜10分、チーズがとけて焼き色がつくまで焼く。
炒めている途中で鍋底に茶色い焼きつきができますが、これはうま味のもとです。焦げつきが黒くなる前に、水を大さじ1ずつ加えて木べらでこそげると、スープに溶けこんで深い色と香りになります。炒める間はふたをせず、ときどき混ぜて水分を飛ばしてください。
ポイント
- 玉ねぎは最初のうち強めの火で水分を飛ばし、その後は弱めにして焦げないよう混ぜ続けます。
- バゲットは固くなったものを使うと、スープを吸っても形が保たれます。
- 焼き上がった器やスープはとても熱いため、やけどに気をつけ、冷ましながら食べてください。
- 耐熱でない器はオーブンで割れるおそれがあります。耐熱の表示を確認しましょう。
玉ねぎの炒めまでを多めに作り、冷蔵庫や冷凍庫に保存しておくと、食べたいときにすぐ仕上げられます。アレンジとして、ベーコンを加えたり、チーズをグリュイエールに替えたりしても楽しめます。付け合わせには、サラダがよく合います。