食卓に欠かせないトマトケチャップ。日本での歩みをたどる手がかりとして、ここではカゴメの公式な沿革に書かれている年表を、そのままの範囲で紹介します。なお、カゴメが日本で最初のケチャップを作ったとは公式には書かれていませんので、そう受け取らないようにしましょう。
トマトの栽培から、ケチャップとソースの製造へ
公式の沿革によると、1899年(明治32年)に蟹江一太郎が西洋野菜の栽培に着手し、最初のトマトの発芽を見ました。その後、1903年(明治36年)にはトマトソース(現在のトマトピューレー)の製造に着手し、1908年(明治41年)にトマトケチャップとウスターソースの製造を開始しています。
- 1899年(明治32年):西洋野菜の栽培に着手
- 1903年(明治36年):トマトソース(現在のトマトピューレー)の製造に着手
- 1908年(明治41年):トマトケチャップ、ウスターソースの製造開始
会社の設立と、商品の広がり
1914年(大正3年)に愛知トマトソース製造(資)が設立され、1917年(大正6年)にはカゴメ印が商標登録されました。1933年(昭和8年)にはトマトジュースが発売され、1954年(昭和29年)にはとんかつソースも発売されています。
容器の変化
ケチャップの容器にも歩みがあります。公式の沿革には、次のように書かれています。
- 1958年(昭和33年):アルミチューブの100g入りケチャップを発売
- 1966年(昭和41年):世界で初めてプラスチックチューブ入りケチャップを発売
栽培から始まり、ソースの製造、会社の設立、そして使いやすい容器へと、年表は一歩ずつ進んでいます。ケチャップが家庭の食卓に身近になるまでには、こうした地道な積み重ねがあったことが読み取れます。オムライスやナポリタンなど、ケチャップが活躍する洋食を食べるときに、思い出してみてください。
年表は、数字を追うだけでも、会社や商品がどのように積み上がってきたかを感じさせてくれます。ここに書いたのは、公式の沿革に載っている出来事だけです。ほかの会社の歩みや、ケチャップという調味料の海外での歴史には触れていませんので、さらに知りたい方は、それぞれの公式な資料もあわせて読んでみてください。
あなたのケチャップにまつわる思い出や、わが家の定番の使い方があれば、投稿で教えていただけると励みになります。