ふわふわの卵に、ケチャップライス。オムライスは子どもから大人まで人気の洋食です。名前は、英語の「オムレツ(omelet)」と「ライス(rice)」を組み合わせた和製外来語とされています。
東京・煉瓦亭の説
銀座の煉瓦亭は、1900年ごろに、まかない料理として生まれたと伝えています。1901年から「ライスオムレツ」としてメニューに載せ、今も「元祖オムライス」として提供しているとされます。
大阪・北極星の説
大阪の北極星には、次のような話が伝わります。1925年、店の前身にあたる店の主人・北橋茂男さんが、胃の弱い常連客のために、ケチャップライスを薄焼き卵で包んで出し、「オムライス」と名づけた、というものです(創業年は1922年とする資料もあります)。
どちらが先?
実は、どちらが先かを決める決定的な証拠はなく、二つの説が並んでいるのが現状です。さらに、1903年の料理本『食道楽』には「米のオムレツ」という料理が出てくるなど、似た料理はもっと前から工夫されていました。ケチャップが日本で広まったのは1908年以降とされ、そこからケチャップライスのオムライスが育っていったと考えられます。
- 煉瓦亭:1900年ごろのまかない、1901年にメニュー入り
- 北極星:1925年に常連客のために考案
- どちらも店の伝承で、確定していない
あなたの思い出のオムライスは、どんな味でしたか。投稿をお待ちしています。