洋食のメインが決まったら、次に悩むのがスープとサラダです。主役の味を引き立てつつ、食卓全体のバランスを整えるには、いくつかの考え方があります。難しいルールではなく、重さと食感を意識するだけで、組み合わせを決めやすくなります。
メインの重さで選ぶ
コロッケやフライ、ハンバーグのように、油やソースのコクがあるメインには、あっさりした副菜がよく合います。コンソメスープや、酸味のあるドレッシングのサラダにすると、口の中がさっぱりします。逆に、あっさりした魚のソテーなどには、ポタージュのようなやさしい濃度のスープを合わせても、全体のバランスがとれます。
おすすめの組み合わせ例
- 揚げ物(フライ・コロッケ):コンソメスープ、せん切りキャベツやトマトのサラダ
- ハンバーグ・ステーキ:オニオンスープ、グリーンサラダ
- グラタン・ドリア:野菜のスープ、さっぱりしたマリネ
- カレー・ハヤシライス:コールスロー、具だくさんではない透明なスープ
色の組み合わせも、食卓の印象を変えます。茶色いメインには、緑や赤の野菜を添えると、見た目にも華やぎます。
食感と温度に変化をつける
やわらかいメインに、歯ごたえのあるサラダを合わせると、食事にリズムが生まれます。生野菜のしゃきしゃきした食感は、揚げ物や煮込みとの対比になります。温かいメインには冷たいサラダを添えるなど、温度に差をつけるのも一案です。
スープは、前もって作っておけるものを選ぶと、当日の負担が減ります。サラダのドレッシングも、食べる直前にかけると水っぽくなりません。限られた時間でも、副菜の工夫で、食卓がぐっとまとまります。
忙しい日の手軽な副菜
時間がない日は、市販のカット野菜にオリーブオイルと塩、レモン汁をかけるだけでも、立派なサラダになります。スープは、コンソメを溶かした湯に、冷蔵庫に残った野菜と卵を加えるだけで一品になります。
全部を手作りにせず、メインに力を入れる日は副菜を簡単に、副菜を楽しみたい日はメインを手軽にと、日によって力の入れどころを変えるのも一案です。無理なく続けられる形を見つけることが、洋食を日常の食卓に取り入れるいちばんのコツです。作り置きできるピクルスやマリネがあると、さらに助かります。