揚げ油の後始末と保存の一般的な方法

執筆者:

カテゴリ:

コロッケやフライを揚げたあとに悩むのが、残った油の始末です。高温の油はやけどや火災の危険があるため、扱いには十分な注意が必要です。ここでは、一般的な後片づけの流れと保存の考え方を紹介します。お住まいの地域のごみの出し方も、あわせて確認してください。

さくさくコロッケ

まず冷ますことが最優先

揚げ終わったら火を止め、鍋をコンロの上などの安定した場所に置いたまま、完全に冷めるまで待ちます。冷めるまでには数時間かかることもあります。急いで移し替えたり、水をかけたりするのはやめましょう。水が入ると激しく油がはねて、大きなやけどにつながるおそれがあります。小さなお子さんやペットが近づかない場所に置くのも大切です。

ぷりぷりエビフライ

保存してくり返し使う場合

冷めた油は、キッチンペーパーや専用のオイルポットのこし器でこして、衣のかすを取り除きます。かすが残ると、傷みが早まります。こした油は、光の当たらない涼しい場所で、ふたをして保管します。

  • 保存の期間は、揚げたものや使った回数で変わります。においや色の変化を目安にしてください。
  • 魚や香りの強いものを揚げた油は、ほかの料理に回さず、早めに使い切るのが無難です。
  • 色が濃い、粘りが出る、煙が出やすい、においが気になるといったときは、使い続けないで処分しましょう。
洋食のはじまり

処分するときの一般的な方法

油は、そのまま排水口に流してはいけません。配管の詰まりや環境への負荷につながります。一般的には、市販の油凝固剤で固める、牛乳パックに新聞紙や布を詰めて吸わせるといった方法で、可燃ごみとして出します。自治体によって決まりが異なる場合があるため、案内を確認してください。

  1. 油が完全に冷めたことを確認する。
  2. 凝固剤を使うか、紙や布に吸わせる。
  3. 袋や容器に入れて、口を閉じる。
  4. 地域のルールに従って出す。

後片づけが面倒に感じると、揚げ物そのものから遠のきがちです。あらかじめ手順を決めておけば、安心して作れます。

揚げ物の最中に気をつけたいこと

後始末だけでなく、揚げている最中の安全も大切です。油は鍋の深さの半分から3分の2以下にとどめ、加熱中はコンロから離れないようにします。万が一、油から火が上がったときは、水をかけず、火を止めて濡らして固く絞った大きめの布をかぶせる、または消火器を使うといった対応が一般的に知られています。

日ごろから、ふたと布巾、消火の方法を確認しておくと、落ち着いて動けます。揚げ物をするときは、周囲に燃えやすいものを置かないことも忘れないでください。

この記事、どうでしたか?

シェアする

XFacebookLINE