冷蔵庫の隅に、半端な野菜や使いかけの食材が残っていることはありませんか。洋食は、炒める、煮る、焼くといった基本の調理法が多いので、残り物と相性がよく、アレンジがしやすい料理です。
野菜の残りを活かす
玉ねぎ、にんじん、きのこ、キャベツなどの端材は、小さく切ってバターで炒め、コンソメと水で煮ればスープになります。牛乳を加えれば、やさしい味のクリームスープにもなります。数種類を混ぜるほど、味に奥行きが出ます。
ご飯・パン・肉の残りの活かし方
- ご飯:ケチャップで炒めてケチャップライスに、またはチーズをのせてドリア風に。
- 食パン:卵液に浸して焼き、塩味のフレンチトースト風に。耐熱皿でグラタン風にも。
- ゆで野菜:マヨネーズやヨーグルトであえてサラダに。
- 少量の肉:細かく切って、ミートソースやオムレツの具に。
少しだけ余ったハムやベーコンも、炒めものやスープのうまみ出しに重宝します。
組み立てのコツ
残り物料理で大切なのは、味の軸を決めることです。トマト缶やケチャップ、牛乳とバター、デミグラスソースのどれかを土台にすると、バラバラの具材もまとまります。
- 使いたい食材を並べ、火の通りにくいものから順に炒める。
- 味の土台(トマト、牛乳、ソースなど)を選ぶ。
- 塩、こしょうで調整し、チーズやパン粉で仕上げる。
ただし、傷みが心配な食材や、保存期間が不明なものは無理に使わず、安全を優先してください。食材を使い切る習慣は、買い物の見直しにもつながります。
残り物を使うときは、味つけを濃くしすぎないことがコツです。すでに味がついた食材は、調味料の加減を控えめにして、最後に味見をします。また、彩りが足りないと感じたら、パセリや刻んだねぎ、冷凍のグリーンピースなどを散らすと、見た目が一気に整います。毎回同じ組み合わせにならないよう、少しずつ違う食材やチーズを足してみると、いつもの冷蔵庫がアイデアの宝庫に変わります。
パンの耳や、しなびかけの葉物野菜など、そのままでは使いにくい食材も、細かく刻んでスープやオムレツに加えれば、おいしく食べきれます。冷凍庫に、使いかけの食材を入れる袋を一つ用意しておくのも、無理なく続けられる方法です。週末にまとめて見直すと、使い忘れも減らせます。